HISSでハマった。
以前にCB400SFの鍵を折ってしまってスペアキーが一本だけになってしまった車両。
立ちごけでレバーが折れたので修理ついでにスペアキーも追加という事でHISSの登録作業。
登録作業にはインスペクションアダプタなるすっごいシンプルな専用ハーネスが必要…
前にやったときは転がってた配線でやったけど…あれ間違えて繋ぐとECU死にかねないし、ちゃんとしたの用意するか！って思って発注をかけたら…
発注できねぇ！なんでだよ！
ホンダ取扱店じゃないと注文も通してもらえないパターン？
それとも単純にSpec3の世代のはもう廃盤？
仕方ないので自分で作る。
まぁコネクタにプラスマイナス繋ぐだけなんだけどね…
コレが純正発注すると4000円近いのがびっくりだよ…
で、ブランクキーをカットしてもらって登録作業…
ってやってたんだけど…
何度やっても登録モードに入れねぇ！
パルスジェネレーターを外してバッテリー電源をかけながらキーON、その後一度バッテリー端子から外して再接続でHISS登録モードに入れるはずなんだけど…
HISSが点灯しっぱなしだから故障診断モードのエラー無し状態になってる？
登録モードに入った場合はHISSが4回点滅するはずなんだけど…
本当に故障診断モードになってるのか確認するために、一度未登録キーを差し込んでキーをON。
そうするとキーコードエラーの点滅を繰り返すし…ちゃんと故障診断モードに入ってるらしいからハーネスは間違ってないはず…
何度も試すも反応なし。
作業を始めた時間が17時を過ぎていたのでホンダに問い合わせも出来ず…
ふと、ハーネスを外した状態でキーをONにしてみると…
何も繋いでないのに何故か故障診断モードに入れてしまっている事が発覚！
パルスジェネレーターを繋ぐと普通にエンジンがかかるけど配線を外すと何も繋いでないのに故障診断モードに入ってしまう…
これで原因判明！
純正のインスペクションアダプタにはプルダウン抵抗でも内蔵されているのか？
でも、純正にプルダウン抵抗が付いているとしたらそもそも故障診断にインスペクションアダプタが必要なくなってしまう…
って事はHISSユニット内で経年変化プルダウン抵抗が死んでいるor回路の閾値がずれてしまっている？
電子工作やっててよかった…
じゃあなきゃ閾値とかプルダウン抵抗とかわからんもんな…
どっちにしろ、配線を繋がないでも12Vが接続されてしまっていると判断されてしまっているので、配線を外したことを認識出来ていない。
ならば、12Vをかけるんじゃなく…配線を外すべきタイミングで配線をボディーアースに落として無理やりプルダウンしてやればOKなはず！
って事でやってみると…一発で成功！
せっかく作った配線だから、同じような症状が発生しているユニットでも素直に作業が出来るようにスイッチでプルダウン出来るように改良しておこうかな…