SIP通話時のWiFiパケ詰まり解決?
自分で構築したIP-PBXで仕事の電話を運用し始めて早2年半くらい?
IP-PBX自体はとても安定して動いてます。
しかし、IP-PBX実装当時から一つだけ大きな問題が…
何故かスマホ+WiFiで通話をするとパケットロストが膨大になって1分に数秒くらい通話が途切れてしまいます…
動画のストリーミング等も問題ないのでキャッシュの無い音声通話に限ってパケ詰まりの影響が出てしまう…
確認の為に試した事は…
自室にWiFi APを追加→若干改善するもパケ詰まり発生
WiFi APの設定で通信速度を低速化(11bのみで運用)→変化なし
スマホの別アプリとの干渉の可能性を考えてファクトリーリセット後にSIPアプリのみでテスト→変化なし
WiFi電話機を同一APで運用は問題なし
APのログを見ながら通信してみると通話中は1分に1回位の頻度で電波レベルが急激に低下してWiFiの接続が切断しているみたい。
と、いう感じでもうスマホが原因じゃないか?という事で諦めてTaskerを使用してSIP通話時に自動でWiFiをOFFにしてLTEで運用して来ました…
しかし、ある時職場のWIFIに接続した状態で通話をしてみたところ症状が発生しない…
と、言うことは やはり我が家の環境に問題が!?
そして、イロイロ考えた結果…
試しにルーター内蔵のAPを停止して自室に追加したAPのみにしてみると…
パケ詰まりが大幅に改善!
瞬間的にパケットロスト率が10%程まで上昇する事はあるものの一瞬音質が悪化するだけで通話に支障はない感じ。
結果的に想像出来るのはフェージングという現象が発生していた模様。
電波が壁や障害物で反射したものと混ざって通信を阻害してしまうという事みたいです。
我が家はLAN関係を壁内配線にするために一室のクローゼットの天袋近くにルーターやハブが治まってます。
その関係で電波の反射が起きているのか?
しかし、木造家屋でそんなに発生する事ってあるのだろうか…
フェージングの影響は機器によって差が大きいらしくNTTからレンタルのルーター内蔵APが単純に性能が悪いだけなのか?
しかし、新しく追加したAPでも若干発生している事を考えると建物が電波に悪いみたいです。
で、いろいろ考えてみたところ…
自宅に電波を反射しそうな物があった!
もしかしたら太陽光発電が原因で2階クローゼットの天袋という屋根に近いところに設置したために電波がソーラーパネルで反射して通信エラーを起こしている可能性は高いのかもしれない。
ルーター内蔵WiFiを停止しないとダメだったのは乱反射電波を出しまくってるせいで自室に追加したAPの通信まで阻害していたのだろうか?
そこら辺は詳しくはわからないけど…自宅内のWiFi通信速度等も軒並み上昇したので良しとしよう!
WiFiルーター等を設置する場合は1階にしたほうがいいのかもしれない?
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