FreePBX 携帯転送留守電対策。

今、仕事の電話はFUSIONのIP電話を使用して着信すると事務所のSIP電話機と携帯電話が同時に呼び出されるようにしている。

店の電話機が応答しなかった時だけではなく、常に携帯を呼び出すようにしてる。
店に居ないことが多いからね…

ただ、コレには欠点があって…
グループ着信はBusyはスキップできるけど…携帯が留守番電話に切り替わると受話したと判定して携帯電話の留守番電話になってしまう…

携帯電話で通話中だと問答無用で携帯の留守番電話に切り替わってしまう…
これの対策として…携帯は留守電をOFFにして…出れないときはBusyにするように…
しかし…これは結構不便…

ふと、対策を思いついたので実装してみた。

現在のトランク設定。
もともと
・メイン番号
・FAX番号
・携帯転送専用番号
・ひかり電話

の4回線だったのに…
携帯電話の留守電専用にFUSION回線を追加で5回線収容に。

インバウンドルートはこんな感じ。
携帯留守電専用番号に着信があった場合は留守電にそのまま接続。

それだけだと携帯が通話中だと仕事の電話も着信後すぐに留守番電話に切り替わってしまうので…
携帯電話転送専用番号からの着信の場合は留守電に切り替えずにそのまま通話切断する事で受話信号をなくす!
(SIM会社の転送電話を使ってるから転送された場合も発信元番号が引き継がれる)

これで仕事の電話から着信した時だけは携帯の留守電が作動しなくなった!

ちなみに、留守電がVMではなくIVRで動かされているのは…

こんな感じに複数用意してある留守電メッセージをすぐに切り替えられるようにする処置。
コマンド入力の試行回数とかタイムアウトを0にしてIVRでガイダンスメッセージだけ流して即VMに転送されるようにしている。
このやり方ならIVRのガイダンスメッセージを切り替えるだけでメッセージの入れ替えが完了するから手間が少ない。

 

ちなみに…留守番電話メッセージはVOICEVOXという無料の合成音声ソフトを作って作った。
AI.VOICE 結月ゆかりで留守電メッセージ作りたいけど…
ゆかりさんは仕事の留守電に使う場合は商用ライセンスが11万円なので断念。

無料の合成音声でこんな簡単に聞き取りやすいボイス作れる事に驚き。