パワーゲート 油圧ホース交換。

最近はすっかりエルフブログと化しているけど気にしないw

今日はまた整備主任者研修で不毛な一日を過ごしてきました…
まぁ、前回のY&Hと比べてスズキの方はまだ研修らしい内容だったけど…と入ってもOBDの説明ばかり。

どうせOBDの説明をするなら、一般で流通している汎用OBDツールで説明してほしい…
メーカーと関わりの無い店では使うことすら出来ないメーカーシステム連携した診断機の説明なんて受けてもどうにもならない店も多いと思うんだが…

汎用OBDでここまで診断できて補足としてメーカー純正品ならここまで出来ますってくらいの説明にしてくれ…
メーカー取扱店なら専用診断機の取扱は別に研修受けたり担当営業に説明してもらってくれ…

結局の所汎用OBDを使うしか無いウチみたいな店にとっては汎用OBDで何処まで診断が出来るのかわからないから汎用OBDすら買おうかどうかの判断がつかんのよ。
(買ったものの汎用OBDじゃ接続すら確率しないなんてことが車でも良くある。)

 

そんなこんなで研修が終わって…
店に戻って夕方から少し作業をして…時間が半端になったので

パワーゲートの油圧ホース交換をすることに。

作動油の量がわからないからとりあえず8L購入。
作動油の量は新明和の最大タイプで8Lって事だし予想では4Lくらいだと思うけど…足りなかった困るからね…

油圧ホースは一度取り外さないとサイズがわからなかったから素直に新明和のお高い純正品を購入。

なぜ油圧ホース交換なんかをするかと言うと…
こないだ車体のしたを覗き込んだらこんな感じだったので^^;

だいぶ前からじわじわ漏れてるらしくホース全体に汚れが固まって大変な事になっているから…老朽ホースから滲んでいる可能性も考えて…早急に交換をって事で部品を仕入れてあったの。

パワーゲートの能力は600kgあるけどアレだけ延長して負荷をかけまくってるから…ホースが爆ぜてリフトが落ちたりしたらシャレにならないからね^^;
(構造から考えて、リフトを延長すると能力が低下するのは油圧の力と言うよりもシャーシ側の強度の問題な気がするけど…)

パワーゲートを下げてテールランプを外すと手探りでパワーユニットと油圧シリンダーに手が届くから思ったよりも苦戦せずにすぐに取り外し完了。

ホースを外したらL型アダプタも外してその先についてるOリングも交換。
Oリングがカチカチで取れなかったのでニッパーで切って取り外し。

あとは、また手探りで元通りに組み付けてホース交換は完了。

この段階では作動油は500ccも出ていない感じだからそのまま戻して補充でも大丈夫だけど…
パワーゲートをおろした状態でホースを外したからシリンダー内やホース内のオイルもほぼ全て排出されて…
作動油タンクのオイルを抜けばほぼ全量交換出来る状態だからこのまま作動油も交換。

このドレンを緩めてオイル排出。

チェック窓はパワーゲートを上げた状態の量なので…

とりあえず適当に作動油をドバドバ投入w
出てきた量からして3Lも使わない感じかな?
とりあえず2.5Lくらい(勘)投入したところでパワーゲートを数回往復させてエア抜き。
そしてパワーゲートを上げた状態で窓をチェックしてみると…

既に窓をオーバー。

まぁ、ゲートを下ろしてもフィラーキャップから溢れてこないからとりあえずこのままでいいか。

思った以上に作動油が余ったぞ…
ジャッキや油圧プレスのオイル交換でもしておくか…

一応油圧抜けが無いか確認のために今日はパワーゲートを開けたままの状態で一晩放置。

外した油圧ホースを軽く掃除して状態を確認してみると…意外とコンディション良さげ…
けっこう高かったのになぁ!
犯人はどうやらカチカチになってたOリングだったらしい…非常用にとっておくか…

まぁ油圧ホースは2年交換推奨らしいしとりあえずメンテナンスって事で…(ちゃんと2年で交換したなんて話を知り合い関係からは聞いたことが無いが…)
ホースは普通の規格品油圧ホースだとわかった事だし今後は汎用規格品で2年交換していくかな…

 

追記。

19時間後も下がってなかったので漏れはOKそうだな!