ヒートデーモンもどき。

いざFZをいじり始めたら、いままでやろうと思ってた作業が多すぎてどんどん金がかかっていくw

はたしてEJの20周年ツーリングまでに終わるのか!?

と、言うかスプロケの納期が10月5日ってなってんだけど…

届いたら即作業しないと行けないじゃないか^^;

発注後に他のルートでサンスターのスチールスプロケットが即納在庫あることに気づいてしまって激しく後悔中orz

 

つづいて、前からやろうと思って用意してたけどやって居なかった作業。

グリップヒーターの変更。

自分はNSR150SPを買ったときに付いていたグリップヒーターを使って以来…

冬は必ずグリップヒーターを使ってます。

当初はグリップ交換タイプを使っていたものの…

グリップが太くなってしまうので操作性が悪かったり…グリップ自体が硬いのですぐにグリップボンドが剥がれて回り始めてしまったりで色々問題があったので現在は巻きつけタイプを使ってます。

今まで使っていたグリップヒーターがこちら。

このタイプはシーズンオフになったら簡単に外せるので冬になったら取り付けて、暖かくなったら外す。

夏場はノーマルグリップで走れるのでなかなか良いのだけど…

グリップを取り付けているシーズンはつるつるであまり乗り心地が良くない&滑らないようにきつく紐を引っ張るとグリップ側が破けやすい…という難点が。

コレを去年取り付けたときに…引っ張りすぎて紐の穴が破けてしまったのでまた、次のを検討していたのだけど…

そして、あるとき発見したのがこちら!

キジマが販売しているヒートデーモンシリーズ。

通常のグリップとハンドルバーの間に挟み込むアンダーヒータータイプとハンドルバーの中に入れるインナーヒータータイプがあります!

どちらもグリップが選べるというのがとても良いのだけど…

特にインナーヒータータイプ!

ハンドルバーの中に仕込むのでスロットル部分に邪魔な配線が出ない!

コレはすごい魅力的。

しかし…

グリップヒーターに18000円はちょっと高い…

 

と、言うことで…

試しに作ってみました。(というか、フィルムヒーターだけはだいぶ昔に調達済みだった。)

使ったヒーターはフィルムヒーターの10Ωタイプ。

共立エレショップで1枚486円也

グリップヒーター自作ユーザーの中ではメジャーな製品らしい。

しかし、インナーヒーターで使っている例が1件しか見つからないので適切なΩ数がわからない。

市販のグリップヒーターだと20~30Wくらいの物が多いので10Ωを二枚チョイス。

 

作業は簡単。

ハンドルの中にコレを入れて配線を引き出すだけ。

フィルムヒーターはそこそこ弾力があるので丸めてハンドルに入れればまっすぐに戻ろうとする力でハンドル内に密着してるっぽい。

FZのハンドルはグリップエンド用のネジが溶接されてしまって取り外す事が出来ないのでハンドル中央に穴を開けて配線を通した。

配線に直接バッテリー充電器をつないでテスト。

通電後5分程で50度に到達。

 

試しにそのまま1時間放置してみたものの最高で55度くらいでそれ以上温度が上がる事はなかった。

1時間放置後にハンドルとの絶縁や抵抗値とかを再度測ってみたけど、特に変化はなかったのでこのまま長時間運用しても問題はなさそうだ。

ちなみに、温度のコントロールには一般的なグリップヒーターのコントロールユニットを使用予定。

これも調達中だけど未だに手元には届かず…

スプロケットと同時に届く予定です。

 

とりあえず、インナーヒーターで使えそうなのでこのまま暫く様子見。

通常のグリップヒーターよりは温度が低めだから実際に走ってみると冷えちゃうかな?

温度が低いようなら5Ωタイプのフィルムヒーターに交換してみようかな。

 

ちなみに、ヒートデーモンの補修部品でヒーター部分のみも売ってるんでそれを使えば案外手軽に実現可能ですw(FZはグリップエンドの関係で取り付け出来ないけど…)