デリボーイ タイミングベルト交換
自分のデリボーイは2Cのディーゼルエンジンモデルです。
ガソリンエンジンモデルはOHVでタイミングチェーンなのだけど2Cディーゼルはタイミングベルトなので10万キロ毎に交換が必要!
自分のデリボーイもボンネット内に貼ってあるシールから前回の交換が11万キロだったので現在21万キロで交換時期!
と、言うことで交換する事にしましたー
用意したパーツはこんな感じ。
ウォーターポンプ、ベルト、アイドラー、テンショナーの4点。
あとはちゃっちゃとバラして組み付けていきます。
写真全然とってなかったorz
ファンを外して…
ファン、パワステ、エアコンのベルト外して…
プーラーがラジエターに干渉するからラジエターの固定を外して前に少し移動。
クランクプーリを外して…
中身が見えた!
クランクプーリーのボルトを緩めるのにはハンドインパクトレンチを使用。
プーリーはプーラーですんなり抜けてくれた!
ベルトを外す前に噴射ポンプのプーリーも緩めておく。
ウォーターポンプのボディに噴射ポンプが固定されているのでベルト外す前に緩めておかないと大変な事になる!
ここで各プーリーのマークを確認してだいたい上死点を出しておく…
けど…
ディーゼルだからクランク回すのが糞重い!
なんとか上死点を合わせてベルト取り外し。
噴射ポンプのプーリーは↑のプーラーですんなり外れた。
あとはウォーターポンプを取り外し。
固形化したクーラントと錆が少々。
やっぱり古い車両だから放置期間があるみたいだね。
出てくるクーラントは綺麗な色してるし錆は大したことないだろう!
紙ガスケットなのでスクレッパーでこりこり剥がして居ると…
作業場の前でトラックの音が…
工場に同居しているカーショップのディーゼルジープが売れたとの事で引取に!?(汗)
慌てて工具を片付けてデリボーイを押して駐車場に移動w
タイヤが潰れてたので空気入れてブースター繋いで一発始動!
かなり長いこと起きっぱなしだったけどやっぱりディーゼルは保管に強いね~
車の搬出が一段落したらデリボーイをまた中まで押して入って作業再開。
ガスケットを全部きれいに落として固形化していたクーラントもできるだけ取り除いて…
新しいウォーターポンプを取り付け!
うん綺麗!
続いてアイドラーとテンショナーも交換。
クランクシール付近がめっちゃ汚れてるからオイル漏れてるかも?
だけど、溜まっている汚れはそんなに湿っていなくてベルトも特にオイル汚れが無いので清掃して様子見。
過去にオイル管理が悪い期間があってその時にクランクフロントシールから滲んていたのかも?
各プーリーの合わせマークを確認!
クランクプーリー
噴射ポンプ
カムシャフト
全部合わせたらベルトを取り付け!
ベルトを掛けてテンションを戻すと1コマから2コマくらいはベルトのたわみ分で動いちゃうのでテンションをかけた時に動く方向を意識しながら合わせる。
プーリの合わせマークは正面から見ないとわかり難いけど今回はラジエターを取り外してないので正面から見れない!
と、いうわけで
スマホを突っ込んで手探りで撮影して確認。
薄いからどこでも入るしけっこうマクロ撮影がいけるからこんな時に便利w
ベルトが付け終わったらクランクを正方向にまわしてからテンショナーを固定!
無事取り付け完了。
後は元通りに組み付けて完成!
クーラント入れてエンジン始動!
ちょっとノッキングがひどくなったか?
ウォーターポンプを交換するのに噴射ポンプの固定を外しちゃうから噴射時期がずれたか?
水抜いたから水温による進角制御が働いてないだけかも?
温まるといつも通りの音になっちゃうんで冷えた時に、様子見て調整します。
デリボーイのディーゼルはアイドリングしててもなかなか水温が上がらないからエア抜きが大変。
アイドルアップを使って高回転キープでヒーターにも水が回ったみたいなのでリザーバタンクの水をFULLラインまで入れてそのままドライブ!
アストロプロダクツがセール中なのでそのまま高回転キープ気味に走ってきた。
買い物して家に帰って少しエンジンが冷えたらリザーバタンクの中身を確認。
水がだいぶ減ってるのでエアがリザーバタンクに抜けて減った分の水をちゃんと補充したって事だね!
これにてタイベル交換終了。
13時半頃からスタートして作業完了が17時半くらい!
時間かかりすぎ(汗)
タイベル交換なんて専門の授業以来だしこんくらいのタイムで勘弁してください!
これで安心して長距離遠征ができるぞ!
走行距離メモ 217584km
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