FreePBX InboundRoutes設定。
以前書いた「Raspberry Piでひかり電話を持ち歩こう」の記事が相変わらずアクセス数が多いです。
コメントから寄せられる質問にも一応答えるようにしているけれど・・・
自分もLinuxやらIP-PBXに関しては素人だからろくな返答も出来てない・・・
上の記事でグループ着信の仕方がダメだったようなのでひかり電話でのInbound Routes設定を簡単に書いて見ます。
まず、TrunkのRegister Stringを変更。
[内線番号]:[パスワード]:[ユーザID]@192.168.1.1/[Asterisk内線番号]
としていたのを
[内線番号]:[パスワード]:[ユーザID]@192.168.1.1/[外線番号]
に変更します。
これによりTrunk=外線番号となります。
続いてInbund Routesを開いて。
DID Numberに先ほど指定した外線番号を指定します。
DID Numberを指定しない場合はすべてのTrunkからの着信がこのルールを適用されるのでTrunkに登録されている回線が1つの場合は空欄でもかまいません。
次にSet Destinationに着信時に呼び出す回線を指定します。
図では内線999を指定しています。(Fusion回線を使用した外線転送)
これで複数回線を収容した場合のなり分けもOKだと思います。
現在のところ自分の用途では外線転送にしか使っていないのでこの設定で十分だけれど…
ほかの複雑な設定等試すことがあったらまた更新します!
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
RasPBXを試しているのですが、どうも言語設定が機能していません。
上部ペインのLangageでの言語設定の変更が反映されないのです。
まぁ、無理して日本語にしなくてもよいのですが、日本語以外の言語にも一切変更できないので何かおかしいと思っています。
お手元のRasPBXでは言語設定の変更は機能していらっしゃいますか?お聞かせいただければ幸いです。
こちらでも日本語化出来ずにそのまま使っていたのでこの際調べてみました。
Apacheが英語ロケールで動いているのが原因でした。
PHPが許可されたロケール以外での動作を弾いてしまうようです。
なのでApacheに日本語ロケールを指定してやるとFreePBXのモジュールを追加して日本語化出来ました。
まずRaspberry Piに日本語ロケールがインストールされていない場合は…
sudo dpkg-reconfigure locales
を実行して
en_GB.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
を選択してください。
デフォルトロケールの選択画面が出てきたら
en_GB.UTF-8 UTF-8
を選択してください。
(ja_JP.UTF-8 UTF-8等を選ぶとRaspberry PiのUI自体を日本語化可能ですがHylaFaxを利用する場合そのままでは日時が文字化けするので英語を選んだ方がいいでしょう。日本語フォントもデフォルトでは入っていません。)
続いてApache2の設定を日本語に対応させるために
nanoエディタ等で「/etc/apache2/envvars」を開いきます。
export LANG=C
と言う行があるのでそこを
export LANG=ja_JP.UTF-8
に書き換えて保存します。
後はApacheを再起動
apache2ctl restart
これでFreePBXが日本語に対応したはずです。
これで日本語化されない場合はFreePBXのModuleAdminから言語関係のModuleを探してインストールしてみてください。
試しに日本語化したFreePBXを見てみましたが正直言って微妙でしたw
なんとなんと、手順まで。。質問したばかりにお手数をおかけしました。
・Apache側が日本語ロケールになってない
・PHPが許可されたロケール以外での動作を弾いてしまう
これは全く気づきませんでした。
今まで手作業でインストールするか、AsteriskNowだったので・・・勉強が足りませんね。
早速試させていただきます。今後ともよろしくお願いします。
ピンバック & トラックバック一覧
[…] 応答を使用する場合はInbound Routesを使用しないといけないようです。(補足記事はこちら) […]
[…] 着信のなりわけは以前に書いたInboundRoute設定の通りに設定。 […]
[…] InboundRutesの設定は過去の記事を参照。 […]
http://www.americantowns.Com/
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