FUSION IP-PHONE SMARTをAsteriskに収容しようとしてみた。
少し前に書いたRaspberry PiでIP-PBX構築記事のアクセスが地味に多いですw
それはさておき…
仕事でFUSION IP-PHONE SMARTを常用しているのだけど…
時折、音声の遅延が半端ナイのです。
インターネット回線での通話なのである程度はしかたないけどもう少しなんとかしたい!
そして、ひかり電話を使用していて思うのが…
Raspberry PiでFUSION回線転送している方が音声の遅延が少ない気がする…
ひかり電話を着信時はRaspberry Piでコーデックを返還後にFUSION回線で転送をかけている・・・
って事はFUSIONのサーバでコーデックの変換をかけるから音声の遅延が激しいのか!?
と、いうことでFUSIONの回線もAsteriskに収容しスマホでの通話は全ての自前のSIPサーバで運用する事を考えてみました。
前回の設定から数箇所変えるだけですぐに終わるはずだったのに…
FUSION回線の着信&発信もOKになり留守電も全てFUSIONの留守電に転送…等など設定し終わったところで問題発生。
LTEでFUSION回線を使って通話しようとすると音声が通らない…
試しに*43にダイヤルして見るとちゃんと聞こえるしエコーも通る…
Wifi接続では計画通りに全て動く…
FUSIONに着信した時にSIPサーバにレジストしていない場合は別のFUSION回線を使って携帯の090番号へ転送する設定もしたのだけど…
これも通らない…
どうやらRTPのポートが衝突している感じ?
ひかり電話以外のSIPが同時に2回線開くと通話が通らない。
いったいどう設定すればいいんだー!?
やっぱりAsteriskをWAN側に設置するしかないのか!?
教えてエロイ人!
このままでは仕事に支障が出るのでとりあえずFUSION回線は通常運用に戻そう…
ディスカッション
コメント一覧
Raspbxではなく普通のasteriskですが下記のようにしてweb公開しています。
・固定IP(これはDDNSでも代用可能ですね)
・TLS+SRTPを利用可能な状態にする
・定番のYAMAHAのルーターでTCP5061とUDP5000〜5059までを空ける
・Natでasteriskにフォワードする
・fail2banで防衛する
web公開するポイントは5060を空けるとREGISTER総当たりとBrute forceの
2つで確実に狙われるとためUDPからTLSへの変更、SRTPを使い暗号化までして
初めて安心してwebで利用出来ると思います。
本当はIAXを使えば楽なのですがGrandwireがIAXに対応していないため
Pushを使う為に仕方なくSIPを使う感じですね
TLSやSRTPも試したんですが当方の環境だとNAT超え出来ないみたいです。(設定が間違ってるだけかもしれませんがw)
特にお金はかけずにPR-400KIで運用してるので限界がありますね。
いろいろと試したんですがFUSIONとNAT超えの両立ができないんですよね(光電話&内線のNAT超えは何ら問題ありません。)
VPNを使ってアクセスすれば問題ないのでルーターのNATが2つ同時に越えようとするとNGな感じです。(FUSION回線を2回線同時に使用してもダメでした。)
IAXを使えばFUSIONとNAT超えの両立も確認できてるんですがAcrobitsがSIPだけなのでPUSH着信に対応したアプリがないので残念ですね〜
ポート5060に関しては開けて1週間後くらいにはアタックを喰らいしばらく観察してたら収まっちゃいましたねw
トランクは総て回線側から国際発信を禁止してるので一般的な海外電話問題は発生しないので国内の悪用の問題くらいですが…
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[…] 更に以前書いたFUSION回線を収容してAsteriskで運用した際に無音通話となってしまう問題も同時に解決した。 […]