日本一周野宿旅 後半5 舞鶴要塞①
キャンプ場を後にしてこの日最初に訪れたのは東尋坊!
しかし、天気は生憎の雨。
少し駐車場で待機して雨が上がったので景色を見に・・・
まずは適当に写真を。
まず、東尋坊について最初に思ったのがずっと上空を旋回しているヘリコプターのうるささ!
そして、中に入って行くと大勢の消防隊員(?)が棒を持って歩きまわっている・・・
雨が今にも振りそうなのでそそくさと写真を取りながら景色を眺めているとヤブの中からスーツ姿のおっさんが登場!?
その先に何かあるのかな?と覗き込もうとすると・・・
スーツの人が 「その先なんもないよー。ワシら死体探しとるだけだから~」 っと
え!?死体 ∑(゚д゚lll)
自分が「え?」という顔をすると聞いても居ないのに 「探してるんや、警察や」と・・・
スーツ姿でヤブに入る怪しいおっさん・・・あらため・・・私服警官でしたw
東尋坊といえばまぁアレのメッカだからなぁ・・・と思いつつ・・・いくらなんでも警察の人ペラペラしゃべりすぎじゃないかとも思うw
しかも、死体と断定してたのは・・・自殺者の捜索じゃなくてもしかして遺棄死体の捜索???
写真を撮ってるうちにまた大雨になってきたのでバイクに退散。
そのままカッパを着込んで移動を再開。
途中、道の駅に寄りつつ
何処でとったか忘れた写真w
移動中に気づく。
ツーリングマップルが圏外に入ってしまった!?
GoogleMAPと全国版ツーリングマップルはあるもののそれだけでは情報不足なので街中に入って持っていないツーリングマップルを大人買いしてきたw
本屋を探してうろつくのに時間を消費してしまったのでそのままキャンプ場へ
池ヶ成公園キャンプ場
ちょっとした山の上にあるキャンプ場。
日が暮れる前にテント設営と食事を済ませてテント内で次の行動計画を建てる。
移動中にちょこちょこと廃道や廃墟の気配を感じたのでこの付近には鉱山か何かの遺構があるのでは!?と直感が働いたのでネットの廃墟マップで調べると・・・
やはりこの山のすぐ麓に鉱山が2つ。
でも、それに関しては大したものがないらしい。
そして、それ以上に気になったのが・・・
旧日本軍の舞鶴要塞ってのがすぐ近くにあるじゃないか!
っと言うわけでこのキャンプ場をベースにしばらく舞鶴付近の廃墟観光決定!
しかし・・・
このキャンプ場・・・
自然豊かすぎる・・・
夜中に真横を駆けて行く鹿の足音がすごいw
そして、夜中に突然聞こえるテン(?)の鳴き声w
ほんとうに真横に居るw
動物の気配をすぐ近くに感じながら就寝w
翌朝・・・
とりあえずネットで拾った地図(道はのってなくて要塞の場所のみ)を頼りに大体の位置まで行ってみる。
スマホのGPSと国土地理院の地図を頼りに適当な林道に突入して数本目のトライで発見!
舞鶴要塞一個目!
葦谷砲台
鉄塔の真横。
道はダートだけど今も鉄塔の管理で使われている道だけあって安心して走れる。
ここは、一度公園として整備されたみたいで数カ所は壕の中に入れないように完全に塞がれていたりします。
見晴台にはベンチもありますw
基地局とボロボロの小屋の間を行くとコンクリで入り口を埋められた壕が
更に先を探索。
函館要塞と同じような形の建造物がいっぱいあります。
この近くにもう一箇所残っているらしいのだがそこは場所がわからず断念。
そこには陸軍の管轄を示す「陸」と大きく書いた石が残ってるらしいけどそれは見れなかった(´・ω・`)
続いては
吉阪付属堡塁
これは神社の裏にある登山道から登ります。
完全に登山ですw
登り始めて最初から難関・・・登山素人にはきつい急斜面が続くw
この道は今でも電気の鉄塔管理用に使われているらしいですw
元々の軍道は途中まで既になくなっているのでそこまでは急斜面に簡単に足場が打ち付けられているだけの道になります。
少しして道が太くなると軍道跡。突然歩きやすい道になる。
そして、道が広くなってすぐ分かれ道を右に登ると見えてくるのが・・・
こんな山道に似合わない立派な石垣。
そして、門!
門の間に立派な木が生えてしまっているあたり、歴史を感じるw
まぁ、ここは規模はそんなに大きくないイメージ。
なんたって・・・付属ですから!
道を戻って分岐を直進、吉阪堡塁を目指します!
ここから先はおそらく鉄塔の管理にも使われていな道。
なんたって・・・
こんな事になってますから!^^;
こんな感じの難所も数箇所あるものの、さすが軍道。
基本的にはこんなかんじで登山というよりはハイキング感覚で歩けます。
そして、やっぱり山の中に不釣合いな石垣が道を守ってますw
付属堡塁を出発してから歩くこと30分ほどで・・・
変な広場に出ましたw
あれ?道を間違えたか?と思いながら少し散策してみると・・・
どうやら建物を取り壊した跡の広場みたい?
基礎っぽいものがあります。
レンガも落ちてるし目的地はここで間違いないみたい・・・
でも・・・何もないぞ!?
今までの要塞あとと同じく貯水槽発見・・・
ここも基礎があるぞ・・・
そんな感じに周りを見ながら奥に進んでいく・・・
ん?井戸かな?
またまた巨大な基礎跡
そのわきをよく見ると・・・
階段もあって上に登れる。
更にあたりをうろちょろしてみる。
お!?
あったああああああ!
一箇所見つかればその付近はみんなつながっていてどんどん出てくる出てくるw
ひと通り見て回って満足したので下山スタート。
1時間ほどかけて入り口の神社まで戻ってきました。
ちなみに、この神社はオハツキイチョウと言う天然記念物のある神社です。
これがその銀杏の木。
山に登る前にお参りした神社で無事下山できましたとお礼。
日も傾いてきたのでバイクでキャンプ上へ・・・とその前に・・・
神崎ホフマン窯へ
地図で調べた現地に行ってみると・・・工事中と私有地立入禁止の看板・・・
なかを覗きこんでると・・・
隣の工場から人が出てきて
「ホフマン窯見に来たの?中入っていいよ。」
「事務所に人いるはずだから声かけてね」
と言われて中に・・・
事務所に行くとおじいさんが居て現在は煙突の倒壊などがあったため復元作業を始めたところとのこと。
自由に見ていいですよ~と言ってくださいました。
レンガ工場の跡ですが・・・
本当は大量の煙突が立ち並んでるはずなんだけど・・・
復元工事のため解体中。
ずっと放置されていたためネットでは釜の中の写真を撮ってる人とかもおおいけど、現在は作業中のためあまり中を覗きこんだり出来る雰囲気ではなかったw
本当なら上にあったはずの煙突が切り離されて下に並んでました(´・ω・`)
帰りに事務所に声をかけると復元が終わったらまた見に来てくださいと言われましたw
復元が終わったらちゃんとした説明とかと一緒に展示されるらしいです。
こういったものを復元して残そうというのはいいけれど・・・きっと復元したらピカピカに直しちゃうんだろうなぁ・・・
もう、この蔦が絡まったなんとも言えない姿は見れないんだろうなぁ~
復元が必要になる前の段階で保存をするのが一番だよな~
と思った。
日が暮れてきたのでキャンプ場へ急ぐ。
キャンプ場への峠道の途中・・・
めちゃくちゃ鹿がいるよ!
うじゃうじゃいるよ!www
昨日は明るいうちにキャンプ場についてたからよかったけどこの道は怖いw
いつ鹿を跳ねるか・・・跳ねられるかわかったもんじゃないw
テントについて調理して食事をしていると・・・
当然のようにキャンプサイトを鹿が走り抜けていくw
なんてワイルドなキャンプ場なんだw
食事も終わって、翌日回る場所をタブレットPCで検討しながら就寝。
つづく。
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