RaceTech GOLD-VALVE

昨日予告した通りこの話題ですよ!

最初はゴールドバルブは高いので類似品のYSS製のPDバルブを買おうと発注をかけてたんだけど納期の連絡が来たら6月下旬・・・

速攻でゴールドバルブ発注しちゃいました!

国内では3万オーバーで売ってる店が多いんですが海外から直接送ってもらったら1万5千円程で買えました!

海外の通販サイトのお問い合わせメールアドレスにGoogle翻訳を使って「ゴールドバルブ欲しいんだけど日本語分かる人いませんか?」的な事を送ったら即効で日本人の方から連絡をいただけましたw

さすがグローバルなお国柄です。

しかも、注文してPeyPal決済してから5日のスピード配達!

効果の程はどうだろう!?

ネットでの評判は変化がわからない派と大絶賛派の2つにわかれてますね…

まずは、このゴールドバルブと言うものは一体何者なのか!?というお話から!

このコールドバルブは「カートリッジエミュレーター」と言うものです。

フロントフォークには一般的にダンパーロッド式とカートリッジ式というのがあります。

どちらが高性能かというと・・・ほぼ間違いなくカートリッジ式です。

スポーツバイクのほとんどはカートリッジ式のフロントフォークを採用していますね。

構造の難しい話は置いといてカートリッジ式とダンパーロッド式の作動の大きな違いは、フォークが沈み込むスピードによってフォークオイルによる減衰力が変化するかしないかです!

標準のダンパーロッド式ではフォークの沈み込むスピードが変化しても減衰力を変化させる事はできません。

それに対してカートリッジ式では動作速度が早い場合は減衰力を弱く、遅い場合は減衰力を強く変化させます。

この動きの違いが車両の動きとコントロールに大きく影響するわけです!

 

どんな時に減衰力の変化が必要かというと・・・

公道を走っているとどうしてもサーキットのように平坦な道ばかりとはいきません。

工事で出来た段差や落下物等を踏んでしまった時の衝撃を和らげるためにはフォークの動作は柔らかくスムーズでないと危険です。

ならば、減衰力は低いほうがいいのか?というとそうでもありません。

減衰力が低すぎるとアクセルの操作時やブレーキング時に大きく重心が動きすぎてバランスを取るのが難しくなってしまいます。

当然ブレーキング時にフォークが腰砕け状態でフルブレーキングなんて怖くて出来ません!

(只の練習不足)

自分のようなへっぽこライダーにとってこれは致命傷です!

ブレーキをかけるとフォークが沈みすぎオーバーステア気味な状態でコーナーに侵入。

コーナリング中にアクセルをパーシャルキープしてると徐々にフォークが伸びてきて外に膨らんできます。

結果、コーナー出口付近ではアウトに膨らみすぎて加速すべき場所で減速するしかなくなります!

そして、ヘタレな自分がたどり着いた走り方は・・・

コーナー中は徐行です!

 

いつもコーナーを徐行してたら更にそのスピードも怖くなってきて更に減速して・・・

素晴らしきヘタレスパイラルの始まり始まり!

コーナー中に地に足をつく日もそう遠くはありませんw

 

というわけで自分の腕の向上はとりあえず置いといて、車両のスペックによって助けてもらおうってわけです!

 

まぁ、冗談(?)はさておき・・・

FZ6の足回りがしょぼいんですわ!

R6のエンジンを積んでようが、MOSキャリパーが付いていようが、・・・

所詮ヨーロッパじゃFZ1振り回せないorお金がない人の為のお子様バイクなわけですよ!

装備にお金なんて全くかけてくれてません!

600ccでFZ、しかもフェザーの名前をもらっておきながらフロントフォークにプリロードアジャスターすら付いてないのよ!

 

100馬力近いエンジンを積んでおきながら高速道路を走ればエンジンを半分ちょいも回せばふわふわ感が気持ちいくらいに路面の感触をかき消してくれます!

住友MOSキャリパーを付けておきながら軽くブレーキを握っただけで底突きしそうなくらい激しいスピードで ノーズダイブするフロントフォーク

アルミフレーム?フレームがよじれる前に足が捩れてるからよくわからない!

 

と、言うわけでFZS1000のフロントフォーク移植も考えたんだけど10万じゃ足りないんでカートリッジエミュレーターの出番です!

なんか長くなりすぎたので2個にわけます!

つづく。